カクテル、というとオシャレなバーやビーチをイメージされる方も多いと思います。
勿論、プロのバーテンダーさんが作ってくださるカクテルは美味しいですし、ビーチで飲むカクテルも格別ですよね。
ですが、お家カクテル、という楽しみ方も、これまた楽しくて贅沢なんです!
今日は、「夏にピッタリなカクテル」のお家で作れるレシピをご紹介します。
作り方はどれも同じ。
材料を入れて混ぜるだけ!
お家カクテルの醍醐味の一つは「自分好みの味にできる」、ということ。
ぜひこのレシピを参考にして、マイベストレシピをみつけてみてください♪
夏の楽しみが増えること請け合いです!
アペロール・スプリッツ – Aperol Spritz –
【ベース】アペロール
【味のバランス】
甘さ | ★★★★★ |
苦み | ★★★☆☆ |
酸味 | ★☆☆☆☆ |
爽快感 | ★★★☆☆ |
フルーティーさ | ★★★★★ |
【アルコール度数】 10%程度
みなさんは「アペロール」というリキュールをご存じですか?
日本では馴染みの薄いリキュールかもしれません。
私がこのカクテルに出会ったのは、イタリアの小さな町。
カフェのテラス席でリゾートファッションに身を包んだ初老のご夫婦がこなれた感じで飲んでいたのが、このきれいな透明感のあるオレンジ色のカクテル。
その時の印象からか、私にとっては、夏のイタリアの味、なのです。
因みにスプリッツはベネツィアーノとも呼ばれ、名前の通りベネツィアあたりが発祥のカクテルの総称です。
ミントを浮かべたり、オレンジを浮かべたりしますが、私は初めて飲んだ時の「オレンジ1切れ+ブラックオリーブ1粒」がお気に入りです。
レシピ
材料
- アペロール
- ソーダ
- 白ワイン
- 氷
(お好みで)オレンジ1切れ、ミント適量、オリーブ1粒
道具・グラス
- ワイングラス
- (オリーブを入れる場合は)竹串
ミックス割合
アペロール:白ワイン:ソーダ=3:2:1
ポイント
白ワインは辛口のものがおススメです!
ワイングラスに注ぐときには、アペロール→白ワイン→ソーダの順にいれると混ざりやすい気がしています。
オリーブは竹串に刺して、ワイングラスに入れましょう。おつまみにもなります。
モヒート – Mojito –
【ベース】ラム
【味のバランス】
甘さ | ★★★☆☆ |
苦み | ☆☆☆☆☆ |
酸味 | ★☆☆☆☆ |
爽快感 | ★★★★★ |
フルーティーさ | ★★☆☆☆ |
【アルコール度数】 10~20%
夏といえば、といっても過言ではないでしょう。暑い季節の定番カクテル・モヒート!
ラムとブラウンシュガーのコク、ミントとライムの爽やかさが魅力のカクテルです。
材料さえ揃えれば、実はお家で手軽に作れるんですよ!
文豪ヘミングウェイも愛したと言われるモヒート。
氷のカラカラいう音を聴きながら、夏に浸れるドリンクです。
レシピ
材料
-
ホワイトラム
-
ソーダ
-
ブラウンシュガー
-
ミント
-
ライム
道具・グラス
- トールグラス
- (ライムを潰す)棒
【ミックス割合】
ホワイトラム:ソーダ=1:1
ポイント
まず、グラスにライムとブラウンシュガーを入れて、ライムを潰します。
ある程度ライムの果汁がブラウンシュガーと混ざったら、ミントを入れて、香りが出る程度に軽くミントを潰します。
その後ラムを注ぎ、軽く混ぜてからソーダを注ぎます。
材料を加える度に、材料同士を馴染ませるイメージで作ってみてください。
ピナコラーダ – Piña Colada –
【ベース】ラム
【味のバランス】
甘さ | ★★★★★ |
苦み | ☆☆☆☆☆ |
酸味 | ☆☆☆☆☆ |
爽快感 | ☆☆☆☆☆ |
フルーティーさ | ★★★★★ |
【アルコール度数】8%程度
またの名を、ピニャコラーダ。
とてもフルーティーで甘く、シェイクの様で飲みやすい、そして常夏気分を味わわせてくれるカクテルです。
「If you like piña coladas」というサビが有名なルパート・ホルムズのエスケープ。ホルムズは思いつく中で一番エキゾチックなカクテルとして、ピナコラーダを選んだそうです。
日常から解き放たれて、ハッピーな気持ちにしてくれるカクテル・ピナコラーダ。
Yes, I like piña coladas!
レシピ
材料
- ホワイトラム
- ココナッツミルク
- パイナップルジュース
- 氷
グラス・道具
- トールグラス
- ミキサー
ミックス割合
ホワイトラム:ココナッツミルク:パイナップルジュース=2:3:6
ポイント
材料を全てミキサーにかけて、注ぐだけ!
パイナップルジュースの代わりに、パイナップルの入ったミックスジュースでも美味しく作れます♪
ストローハット – Straw Hat –
【ベース】テキーラ
【味のバランス】
甘さ | ★★★☆☆ |
苦み | ☆☆☆☆☆ |
酸味 | ★☆☆☆☆ |
爽快感 | ★★★★★ |
フルティーさ | ★★☆☆☆ |
スパイシーさ | ★★★★★ |
【アルコール度数】12-13%
ひと味変わったカクテル、ストローハットをご紹介します!
こちらのカクテル、甘くもない、苦くもない、ピリッとスパイシーなんです!
ブラッディマリーのベースをウォッカからテキーラに変えたものですが、私はこちらの方がアルコールの味が感じられ、夏気分を味わえて好きです。
ガスパッチョの様でもあるのですが、テキーラが入ることでトマトのフルーティーさが際立ちます。
今回調べてみたら、基本のストローハットにはタバスコが入らないとのこと。びっくり!
だってタバスコのスパイシーさが肝なんだもの!
辛いものが苦手な方に強要はしませんが、一滴でもいれてみることをおススメします!
レシピ
材料
- シルバーテキーラ
- トマトジュース
- レモン
- (お好みで)タバスコ、塩、コショウ、ウスターソース
道具・グラス
- 飲みたい量や濃度に合わせたグラス(ショットグラス~トールグラス)
ミックス割合
シルバーテキーラ:トマトジュース=1:2
ポイント
テキーラ多め・タバスコ・塩コショウを一振りして、ショットグラスでグイッとやるのが個人的には好きです。特にビールの後に!
暑い日に、薄めのものを作ってゴクゴクいくのもいいかもしれませんね!
フローズンマルガリータ – Frozen margarita –
【ベース】テキーラ
【味のバランス】
甘さ | ★★★☆☆ |
苦み | ★☆☆☆☆ |
酸味 | ★★★☆☆ |
爽快感 | ★★★★★ |
フルーティーさ | ★★☆☆☆ |
【アルコール度数】20-30%
アルコール度数は高いのに、スッキリ爽やかで飲み口のいいマルガリータ。
フローズンにするとさらにキリッと爽快!
シャーベット状のマルガリータがヒンヤリして、暑い日には最高です!
マルガリータは飲みやすいので気が付かないうちに飲みすぎてしまう心配もありますが、フローズンなら大丈夫!ゴクゴクいけませんから!
BBQをしながら、暑い日にテラスで、など、夏のワンシーンにピッタリなカクテルです。
レシピ
材料
- テキーラ
- ホワイトキュラソー
- ライムジュース
- 氷
- 塩
道具・グラス
- 飲み口の広いグラス
- ストロー
- ミキサー
ミックス割合
テキーラ:ホワイトキュラソー:ライムジュース=2:1:1
ポイント
グラスの縁にライムジュースを塗ってその上に塩を乗せると、オシャレですし、塩をなめながら飲むことで、さらにキリッとした飲み口になります。
でも、唇に塩が付くのが苦手な方は無理にしなくてもいいです。
氷の量はお好みですが、グラス一杯につき1カップが目安。
塩以外の材料をミキサーにかければ完成です!
カイピリーニャ – Caipirinha –
【ベース】カシャッサ
【味のバランス】
甘さ | ★★★★☆ |
苦み | ★☆☆☆☆ |
酸味 | ★☆☆☆☆ |
爽快感 | ★★★★☆ |
フルティーさ | ★★☆☆☆ |
【アルコール度数】 25%程度
ブラジル生まれのサトウキビが原料の蒸留酒・カシャッサがベースの、ライムの爽やかさが特徴のカクテル。
雰囲気はモヒートに近いですが、モヒートよりも甘く、またアルコール度数が高いです。
けれどもサッパリ飲みやすくて、お肉にもお魚にも良く合います。
最近流行りのベジタリアンメニューやビガーンメニューにもピッタリです。
カイピリーニャ(Caipirinha)は、“田舎に住んでいる人”という意味のCaipiraが語源。
その昔、農村のお祭りで女性がライム入りのカクテルを振る舞っていたことから、この名前がついたとか。
日本ではそれほどポピュラーではないですが、ブラジルでは国民の生活に馴染んだ定番ドリンクです。
レシピ
材料
- カシャッサ
- ライム
- 砂糖
- 氷
道具・グラス
- グラス(そこの広いもの)
- (ライムを潰す)棒
ミックス割合
カシャッサ45mlに対して、ライム半分、砂糖小さじ2杯が目安。
ポイント
ライムは半分に切ったものを更に6-8等分にします。
その際に真ん中の白い筋の部分を丁寧に取り除くと、仕上がりが更に美味しくなりますよ!
モヒートと同様、まずは砂糖とライムをグラスに入れて馴染ませる様にライムを潰します。
そこにそっとカシャッサを注ぎ、最後に氷を入れましょう!
時々まぜて、氷を溶かしながら飲むのもいいと思います♪
キューバ・リブレ – Cuba libre –
【ベース】ラム
【味のバランス】
甘さ | ★★★★☆ |
苦み | ★☆☆☆☆ |
酸味 | ☆☆☆☆☆ |
爽快感 | ★★★★☆ |
フルーティーさ | ☆☆☆☆☆ |
【アルコール度数】12-13%
ホワイトラムとコーラ、ライムで作るキューバリブレ。
とても手軽に作れる定番お家カクテル、と言えると思います。
ですから、夏におすすめ!、とわざわざ言うこともない、と思われるかもしれませんね。
でも!!
夏にテラスでハンバーガーと一緒に飲むキューバリブレが一番美味しい!と私は思っているのです。
さて、ラムとコーラを使ったカクテルには「ラムコーク」というものもあります。
ラムコークは、どんなラム(ダーク、ホワイト、ゴールド)を使ってもOK、レモンを絞るもライムを絞るも自由!なのだそうです。
キューバリブレはラムコークのバリエーションの1つ、ということですね。
より夏に合うのはこちらかなー、と思うので、今回はキューバリブレをご紹介します。
レシピ
材料
- ホワイトラム
- コーラ
- ライム
- 氷
道具・グラス
- お好みのグラス
ミックス割合
ホワイトラム:コーラ=1:3
ポイント
まずライムを絞ってグラスに入れたら、グラスいっぱいに氷を入れて、ラム→コーラの順に注ぐのがいいかと思います。
ライムは一杯につき半分くらいが目安かと思います。
まとめ
甘いもの、スッキリしたもの、スパイシーなものなど、色々なテイストの夏におすすめなカクテルをご紹介しました。
疲れて帰ってきた日、落ち込んだ日、嬉しいことがあった日、ゆっくり過ごす休日。
そんな日常のワンシーンをカクテルは彩ってくれます。
ぜひ、お気に入りのカクテルをみつけて、素敵な夏の日を送ってください。
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