【2020年版・邦画編】夏におすすめの映画5選!【暑い日にピッタリ】

くらげのシアタールーム

8月も半ば。暑い日が続いて、外に出ることすら億劫に感じる日もありますよね。

家でゆっくり映画でも観ようかな、と思うけど、たくさんある映画の中からどれを選べばいいのかわからない・・・。
悩んでいるうちに時間が経って、映画を観る時間がなくなっちゃた!

そんな経験、ありませんか?

そんなアナタに、暑い夏にこそ観て欲しい、夏気分を盛り上げてくれる爽やかな日本映画厳選して5つご紹介します!

くらげが実際に観て本当におススメできるものだけをまとめました。

これを見て、涼しい家の中で熱い夏を楽しんでください!

ウォーターボーイズ

『ウォーターボーイズ』
出典:Amazon

2001年 / 日本

上映時間1h 31m
監督・脚本矢口史靖

【口コミ】

Yahoo Japan 映画4.00点
映画.com3.6点
Filmarks3.7点
(すべて投稿日現在)

【受賞歴】

第25回 日本アカデミー賞(2002年)

受賞音楽賞松田岳二
冷水ひとみ
ノミネート作品賞
監督賞矢口史靖
脚本賞矢口史靖
主演男優賞妻夫木聡
新人俳優賞妻夫木聡

どんな映画?

ドラマ化されたことでご存じの方も多いと思います。

夏が来る度に観たくなる、The 青春ムービー!

2シリーズ放映されたドラマ(いずれも大ヒット!)とは、物語も俳優さんも違いますので、ドラマしか観ていない方にもおススメです!

妻夫木聡さん、玉木宏さん、平山綾さんなど今や日本を代表する実力派俳優さんたちの瑞々しい演技。
脇を固める、竹中直人さん、柄本明さん、杉本哲太さんといったとても豪華な個性派・名バイプレーヤー。

ノリが良くて面白いだけではない、純粋で芯の通った映画です。

イケメン・玉木宏さんのほくろアフロ姿も見られますよ~!

「何でもできる!何者にでもなれる!」

そんな気持ちを思い出させてくれる、私にとっての「夏の応援歌」。(歌じゃないけど)

ラストシーンのシンクロ、そしてテロップの流れる退場シーンは、何度観ても涙を流してしまいます。

あらすじ

“男のシンクロナイズド・スイミング”をテーマに描く青春コメディ。

部員が高校3年生の鈴木智(妻夫木聡)一人という廃部目前の男子校・唯野高校水泳部。そこへ突如顧問としてやってきたのが若くて美しい女性教師・佐久間恵(真鍋かをり)。

途端に入部希望者が殺到するのだが、佐久間先生はなんと“シンクロをやる”と言い出す。これを聞いた男子たちはあっという間に逃げだした。逃げ切れなかったのは鈴木を含め落ちこぼれの5人。

何事も中途半端な元バスケ部員の佐藤(玉木宏)、筋肉を付けたいガリガリのダンス少年・太田(三浦哲郁)、カナヅチ克服と水の力学の解明を目指すガリ勉・金沢(近藤公園)、ちょっと女の子っぽい早乙女(金子貴俊)。

佐久間先生に押し切られた5人は学園祭でシンクロをやることになるのだが・・・。

男がシンクロをやる、ということへの違和感。周囲の目。自分のコンプレックス。仲間との衝突。初めての彼女。

様々なことにぶつかりながらも懸命に向き合い、成長していく。そんなひと夏の青春。

果たして学園祭のシンクロ公演は成功するのか!?

ピンポン

『ピンポン』
出典:Amazon

2002年 / 日本

上映時間1h 54m
監督曽利文彦
脚本宮藤官九郎

【口コミ】

Yahoo Japan 映画4.14点
映画.com3.7点
Filmarks3.8点
(すべて投稿日現在)

【受賞歴】

第26回 日本アカデミー賞(2003年)

ノミネート作品賞
監督賞曽利文彦
脚本賞宮藤官九郎
助演女優賞 夏木マリ
新人俳優賞中村獅童

どんな映画?

原作は、松本大洋さんの漫画「ピンポン」。

脚本はクドカンです。

こちらもスポーツ青春映画ですが、ウォーターボーイズとはちょっと毛色が違います。

爽やかというより、鮮烈。
熱いというより、ヒリヒリする。
甘酸っぱいというより、苦しい。

だけどとっても愛に溢れていて、心と身体を突き動かしてくれる映画です。

俳優陣がまたスゴイ!

竹中直人さん、夏木マリさん、中村獅童さんがそろい踏み!濃い!
そして窪塚洋介さんと井浦新さん(当時はARATAさん)、大倉孝二さんが幼馴染でライバルって、、、アツいですよね!

私の大好きなSUPERCARが主題歌も挿入歌も担当しています。

「I can fly!!」

「Yes, you can fly!!!!」

あらすじ

卓球に青春をかけた高校生の夢と友情を描いた作品。

舞台は神奈川県藤沢市。星野裕(通称ペコ・窪塚洋介)と月本誠(通称スマイル・ARATA)は、共にタムラ卓球場で小学生時代から卓球をやってきた幼馴染。

共に片瀬高校の卓球部へ入った二人だが、夢ばかり大きくて努力をしないペコに対して、スマイルはその稀有な才能の片鱗を見せ始める。

もう一人の幼馴染、佐久間学(通称アクマ・大倉孝二)は県内最強の強豪卓球部に拝み倒して入部し、血の滲むような努力を重ねていた。

そして三者三様で挑むインターハイ。
ペコは小さい頃からバカにしていたアクマに惨敗するが、スマイルは更にその才能を広く知らしめる。

大会後、アクマはスマイルに勝負を挑むが、まったく歯が立たない。
どうして勝てないんだ、と憤るアクマにスマイルが一言言い放つ。

「それはアクマに卓球の才能がないからだよ。」

それをたまたま聞いてしまったペコは、学校の焼却炉で自身のラケットを燃やしてしまう。

一方、順風満帆に見えるスマイルだが、実際は周囲からの期待と、勝負の世界に身を置く厳しさで押しつぶされそうになっていた。

そんなスマイルが待っているのは「ヒーロー」。
昔いじめられっ子だった自分を救い出して、卓球の世界に連れてきてくれたヒーロー・ペコだった。

果たしてペコは、再びヒーローとなって、苦しむスマイルを救えるのか。

「卓球で世界のテッペンを取る!」というペコの夢は叶えられるのか。

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色即ぜねれいしょん

『色即ぜねれいしょん』
出典:Amazon

2009年 / 日本

上映時間1h 54m
監督田口トモロヲ
脚本向井康介

【口コミ】

Yahoo Japan映画3.73点
映画.com3.5点
Filmarks3.4点
(すべて投稿日現在)

【受賞歴】

第33回 日本アカデミー賞(2010年)

ノミネート新人俳優賞渡辺大知

どんな映画?

原作 みうらじゅんさん、監督 田口トモロヲさん、主演が黒猫チェルシー(現在は活動休止中)の渡辺大知さん。
その上、銀杏BOYZ 峯田さんに、くるり 岸田さんに、リリーフランキーさん。
そして女優陣は、臼田あさ美さん、堀ちえみさん。

絶対面白いヤツ。そして、本当に面白い。

思春期の少年が抱く好奇心や不安、素朴で純真な本音が赤裸々に描かれています。
だから、ムズムズして、バカっぽくて、愛おしい。

当時現役高校生だったという主演の渡辺大知さんの演技もとても自然で清々しいです。

青春の素晴らしさ、そして生きることの素晴らしさを、声高に叫ぶことなくとも自然に感じさせてくれる作品。

勿論、音楽もとてもいい。
主題歌は、渡辺大知さん・峯田和伸さん・岸田繁さんの豪華すぎるコラボです!

あらすじ

1975年夏、京都。

ボブディランに憧れ、ロックな生き様を夢見ながらも、平凡で退屈な日々を過ごしている仏教系高校に通う文科系男子・乾純(渡辺大知)。

学校ではヤンキーや体育会系の陰に隠れ、優しすぎる親に反抗もできず、初恋までこじらせて悶々としていたところへ、同じ文科系の友人たちから旅に誘われる。

「そこに行けばモテモテになるらしいゼ!」という言葉に舞い上がり、妄想を膨らませながら、ギターケースを抱えて夜行列車とフェリーを乗り継いでたどり着いた隠岐の島。

そこで待っていたのは、想像より遥かにショボい外観のユースホステルと一風変わったオトナたちだった。

初めはガッカリしていた3人だったが、徐々に島での自由気ままな暮らしに魅了されていく。
そして夏が終わるころ、いくつもの出会いと別れを経験して、少し大人になれた気がしていた3人。
純の心の中にも、何かが芽生え始めていた。

色即是空 空即是色

「人間のすることは何にもあてにならない。何ひとつ確かなものはない。だから今を生きろ。」

天然コケッコー

『天然コケッコー』
出典:Amazon

2007年 / 日本

上映時間2h 01m
監督山下敦弘
脚本渡辺あや

【口コミ】

Yahoo Japan 映画3.89点
映画.com3.5点
Filmarks3.5点
(すべて投稿日現在)

【受賞歴】

第31回 日本アカデミー賞(2008年)

ノミネート新人俳優賞夏帆

どんな映画?

くらもちふさこさんの同名人気漫画が原作、脚本は『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あやさんが担当されています。

夏帆さんはこの作品で映画単独初主演、岡田将生さんにとっては初映画作品。

今や人気も実力もお墨付きのお二人のフレッシュな魅力が、ふんわりと温かい脚本、島根・浜田の美しい里山の風景と相まって、のびやかで瑞々しく、心温まる映画です。

甘酸っぱい初恋や、友人や家族との何気ない日常。そんな誰もが経験したことのある懐かしい情景がゆったりと描かれています。

主題歌はくるりさんの「言葉はさんかく こころは四角」、作中音楽はレイ・ハラカミさん。

透明感のある音楽が、2人の淡く爽やかな恋模様と見事にマッチしています。

あらすじ

小中学校合わせても全校生徒たった6人しかいない分校に通う右田そよ(夏帆)は、面倒見のいい、方言丸出しで素朴な中学2年生。

そこに東京からかっこいい転校生・大沢広海(岡田将生)がやってくる。

初めての同級生に喜ぶそよだが、ちょっと意地悪でとっつきにくい大沢。

そんな大沢の冷たい乱暴な物言いに、そよは戸惑ってしまう。

しかし、海水浴でのあるできごとをきっかけに、そよの大沢に対する印象が変化し始める。

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サマータイムマシンブルース

2005年 / 日本

上映時間1h 47m
監督本広克行
脚本上田誠

【口コミ】

Yahoo Japan映画4.12点
映画.com3.7点
Filmarks3.8点
(すべて投稿日現在)

どんな映画?

「踊る大捜査線」シリーズや「スペーストラベラーズ」の本広克行監督が、劇団「ヨーロッパ企画」の舞台を映画化したSF青春コメディ。

永山瑛太(当時は瑛太)さんはこの作品で映画初主演。今や大人気俳優のムロツヨシさんが映画初出演を果たし、ブレイクのきっかけを掴んだ作品でもあります。

冴えない大学生たちが、突如現れたタイムマシーンに翻弄されていく、といういい意味でゆるいノリのドタバタ劇。

男子のアホっぽさ、とでも言いましょうか。その力の抜けちゃう感じが、面白い!

タイムトラベル作品だけど、難しいことは考えないで、ただただ笑えます!

でも脚本は伏線いっぱい、細部までしっかり練られているので安っぽさがありません。

夏休みに、クーラーガンガンの部屋で、キンキンに冷えた飲み物を手に、観たい映画です。

あらすじ

SF研究会とは名ばかりで、野球とゲームばかりしている大学生の甲本(永山瑛太)、新見(与座嘉秋)、石松(ムロツヨシ)、曽我(永野宗典)は、夏休みも大学に来て、グラウンドで遊んだり、クーラーの効いた部室でダラダラしたりして過ごしていた。

そんなSF研と部室を共有している写真研究部の女性部員・伊藤(真木よう子)と柴田(上野樹里)は、来月のグループ展に向けて準備をしていた。

そんなある日、男子部員たちが部室で大騒ぎしたはずみに、大切なクーラーのリモコンを壊してしまう。

翌日、うだるような暑さにグッタリする部員たちが部室に戻ってみると、そこには見慣れぬない金属製の物体が。

もしかしてタイムマシン? 

彼らはためしに、壊れる前のリモコンを取りに昨日へ戻ってみることにするのだが…。

まとめ

夏にピッタリの爽やかな邦画を5つご紹介しました。

どれも夏が来る度に観たくなる、そして何度観ても楽しめる作品ばかり。

ぜひご覧になって、夏をより楽しんでください♪

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