今回はアニメ映画編です!
夏が舞台になっている名作アニメ映画をまとめました!
夏になる度に観たくなる、そして観る度に胸がときめく。
そんな素敵な作品ばかりです!
サマーウォーズ
2009年 / 日本
上映時間:1h55m
監督 | 細田守 |
原作 | 細田守 |
脚本 | 奥寺佐渡子 |
【クチコミ】
yahoo!JAPAN 映画 | 4.18 / 5 |
映画.com | 3.9 / 5 |
【受賞歴】
第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門(Gertie Award) | 最優秀長編作品賞 |
第24回デジタルコンテンツグランプリ | 経済産業大臣賞 |
第13回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 | 大賞 |
第33回日本アカデミー賞 | 最優秀アニメーション作品賞 |
第64回毎日映画コンクール | アニメーション映画賞 |
第52回ブルーリボン賞 | 日本映画ベスト10選出 |
第14回日本インターネット映画大賞 | 日本映画部門 作品賞 |
第9回東京アニメアワード | アニメーションオブザイヤー・国内劇場部門優秀作品賞・監督賞・原作賞・脚本賞・美術賞・キャラクターデザイン賞 |
デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’09 | 受賞 |
第15回AMDアワード年間コンテンツ | 優秀賞 |
第1回日本シアタースタッフ映画祭 | グランシャリオ賞(邦画部門1位)・脚本賞 |
第6回リスボン国際インディペンデント映画祭 | 観客賞 |
第41回星雲賞 | メディア部門 |
第15回アニメーション神戸賞 | 個人賞:細田守 |
第1回アナハイム国際映画祭 | 最優秀アニメーション賞 |
第1回ビデオ屋さん大賞 | 第1位 |
第14回モントリオール ファンタジア映画祭 最優秀アニメーション賞 | 観客部門:金賞 |
どんな映画?
のんびりとした田舎の大家族がインターネット上の仮想空間におけるAIの暴走、という一見全く交りのなさそうな世界を巻き込んだ大事件に挑む、という壮大で爽快、でもあたたかい映画です。
主人公の数学の天才・健二を演じるのは神木隆之介さん。健二が憧れている先輩・夏希の声は桜庭ななみさんが担当されています。
舞台となっている長野県上田市には細田守監督の奥さまのご実家があるそうで、のんびりとした風景や昔ながらの大家族のあたたかさと迫力が非常にリアルに描かれています。
夏休みのドキドキ感・ハラハラ感が非常に心地よい映画です。
あらすじ
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界OZ(オズ)。
ユーザーはパソコン・携帯電話・テレビなどから自分のアバターを操って、ショッピングやゲームだけでなく、納税や行政手続きなどの様々なサービスを利用できる。
OZの管理権限や個人情報などは、世界一安全と言われるセキュリティによって守られていた。
そのOZの点検バイトをしていた高校2年生の数学の天才・健二(神木隆之介)は憧れの先輩・夏希(桜庭ななみ)から一緒に夏希の実家に行かないか、と誘われ、栄おばあちゃん(富司純子)の90歳の誕生日を祝う陣内家一族の集まりに参加することになる。
その夜の事。健二のもとに、謎の数字の羅列がメールで送られてくる。何かのクイズだと思った健二はそれに回答するのだが、実はそれはOZの管理権限を奪取できる暗号で、翌日、OZは謎の人工知能・ラブマシーンに乗っ取られてしまう。
その影響はOZと密接に連携していた現実世界の各種インフラにまで及び、社会全体に大きな混乱を引き起こしてしまうのだった。
ラブマシーン暴走の黒幕だと疑われてしまう健二。
実はそのAIの開発に無自覚のうちに関わっていた陣内家。
果たして彼らは世界を救えるのか!?
バケモノの子
2015 / 日本
上映時間:2h
監督 | 細田守 |
原作 | 細田守 |
脚本 | 細田守 |
【クチコミ】
yahoo! JAPAN映画 | 3.6 / 5 |
映画.com | 3.7 / 5 |
【受賞歴】
第33回ゴールデングロス賞 | 日本映画部門 | 優秀銀賞 |
第43回アニー賞 | 長編インディペンデント作品賞 | ノミネート |
第19回文化庁メディア芸術祭 | アニメーション部門 | 審査委員会推薦作品 |
第39回日本アカデミー賞 | 最優秀アニメーション作品賞 | 受賞 |
第25回日本映画批評家大賞 | アニメ部門作品賞 | 受賞 |
どんな映画?
お互いに孤独を抱える少年とバケモノ(獣人)が、共に暮らし、格闘技の師弟として修行を重ねる中で心を通わせていく、ワクワクして感動する成長物語です。
粗暴で無頓着なバケモノの男と孤独で負けん気の強い少年、という一風変わった二人の師弟愛とも親子愛とも呼べる絆が描かれています。
不器用な二人が衝突しながらもお互いを思い合い、強く優しく成長していく様は清々しく、感動的。
親子とは。師弟とは。愛とは。
そんな事を考えさせられる映画です。
あらすじ
9歳の少年・蓮(幼少期:宮崎あおい、青年期:染谷将太)は、両親の離婚で父親と別れ、さらに親権を取った母親が交通事故で急死したことで、親戚に養子として貰われることになった。
しかし、親戚夫婦の冷たい態度に傷ついた蓮は、引越しの最中に逃げ出てしまう。
逃げ出したものの行くあてもなく渋谷の裏通りでうずくまっていたところ、新弟子を探すために人間界へ来ていた「熊徹」(役所広司)と名乗る熊のような容姿をしたバケモノ(獣人)に出逢った蓮。
「独りでも生きていける強さ」を求めて熊徹を追いかけるうちに、バケモノの世界「渋天街」へ迷い込んでしまう。
自分を追ってバケモノの世界に足を踏み入れた蓮を根性があると見込んだ熊徹は、「人間を住まわせると、いつしか心に”闇”を宿し、大変なことになる」という言い伝えから蓮の弟子入りに反対する周囲の声を押し切って、蓮を弟子として取ることを決め、二人はバケモノの世界で共に暮らすことになった。
バケモノ界の長老であり最も武術と品格に優れた者「宗師」の後継者を決める闘技会での勝利を目指す熊徹と、独りでも生きていける強さを求める蓮との修行の日々が始まる!
となりのトトロ
1988 / 日本
上映時間:1h25m
監督 | 宮崎駿 |
原作 | 宮崎駿 |
脚本 | 宮崎駿 |
【クチコミ】
yahoo! JAPAN映画 | 4.46 / 5 |
映画.com | 3.9 / 5 |
【受賞歴】
第3回AVA国際映像ソフトフェア | ビデオ部門 | アニメビデオ賞 |
第13回報知映画賞 | 監督賞 | 受賞 |
1988年度キネマ旬報ベストテン | 日本映画ベストテン 読者選出日本映画ベストテン 読者選出日本映画 | 第一位 第一位 監督賞 |
1988年度毎日映画コンクール | 日本映画大賞、大藤信郎賞 | 受賞 |
第29回優秀映画鑑賞会会員選出ベストテン | 日本映画部門 | 第四位 |
第31回ブルーリボン賞 | 特別賞 | 受賞 |
日本映画ペンクラブ1988年度ベスト5 | 邦画部門 | 第二位 |
1988年度第24回映画芸術ベストテン | 日本映画部門 | 第一位 |
第6回日本アニメ大賞・アトム賞 | 最優秀作品賞、脚本部門最優秀賞、美術部門最優秀賞、主題歌部門最優秀賞 | 受賞 |
第20回星雲賞 | メディア部門 | 受賞 |
昭和63年度(第39回)芸術選奨 | 文部大臣賞 芸術作品賞 | 受賞 |
第12回山路ふみ子映画賞 | 映画賞 | 受賞 |
昭和63年度厚生省・中央児童福祉審議会 | 特別推薦 | |
シティロード読者選出ベストテン’88 | ベストシネマ邦画 ベスト監督 | 第一位 第三位 |
1988年度シネフロント・ベストテン | 日本映画ベストテン | 第一位 |
1988年度全国映連賞 | 作品賞、監督賞 | 受賞 |
第11回アニメグランプリ(アニメージュ) | 作品賞 | 第一位 |
Time Out London誌 | アニメ長編映画オールタイムトップ50 | 第一位 |
どんな映画?
言わずと知れた名作アニメ「となりのトトロ」。
田舎へ引っ越してきた姉妹の新たな出会いの数々。
些細なことも目新しく、目に映るすべて・身に起こるすべてが特別でハラハラドキドキ。
そんな子どもらしい視点がいきいきと描かれています。
実は私、昔はトトロが苦手・・・というか良さが分かりませんでした。
脈略もメッセージもない話だなー、と子どものときは思っていたんです。かわいくないですね。
でも大人になって見返して、「あぁ、子どもの目に映る世界はこういうものなのかもしれない」と一種のノスタルジーの様な感覚を持ちました。
観る年齢、シチュエーションによって見え方・捉え方が変わる、名作とよばれる所以はそこにもあるのかもしれません。
あらすじ
母親の療養のために父親と一緒に田舎へ引っ越してきた12歳のサツキ(日髙のり子)と4歳のメイ(坂本千夏)。
森に囲まれた古くて大きな家に大興奮する二人は、家の中で、そして外で、「こどもにしか見えない」と言われる不思議ないきものたちに出会い、不思議な体験をする。
耳をすませば
1995年 / 日本
監督 | 近藤喜文 |
原案 | 柊あおい |
脚本 | 宮崎駿 |
【クチコミ】
yahoo! JAPAN映画 | 4.22 / 5 |
映画.com | 3.8 / 5 |
【受賞歴】
第13回ゴールデングロス賞 | 最優秀金賞、マネーメイキング監督賞 |
日本映画復興賞・日本映画奨励賞 | 受賞 |
全国映連賞・新人監督賞 | 受賞 |
児童福祉文化賞 | 受賞 |
中央児童福祉審議会 | 特別推薦文化財 |
どんな映画?
「雫、大好きだ!」
このセリフを真似した人、結構いるのではないでしょうか?
或いは、
「やなヤツ、やなヤツ、やなヤツ!やなヤツッッッ!!」
でしょうか?
そんな印象的なセリフ・シーンがたくさんの、青春アニメ映画です。
夢を追いかける男の子と、何を追いかければいいのかわからない女の子。
もしかしたら案外珍しくないシチュエーションかもしれませんね。
追いかけたいものが見つからなくて焦る。追いかけてみたら自分の不甲斐なさや至らなさにガッカリする。
それでも、そんな姿すら眩しく、それを乗り越えていく強さが青春の醍醐味ですよね!
そんな
少しこそばゆい、でも元気と明るいエネルギーがもらえる作品だと思います。
因みに、原作の漫画ではお姉ちゃんのキャラクターが全く違ったり、聖司くんにお兄さんがいたり、設定が少し違っていて、映画より少し大人っぽいストーリーになっています。
あらすじ
読書が大好きな中学三年生の月島雫(本名陽子)。
ある日、今まで借りたどの本の読書カードにも、自分より先に「天沢聖司」という名前があるのを知る。
そして学校の図書室で借りた本の寄贈者が「天沢」という名前の人物であることを知った雫は、「天沢聖司」という顔も年齢も知らない人物に興味を募らせる。
そんな夏休みのある日、雫は遊び半分で作ったカントリーロードの替え歌「コンクリートロード」の歌詞を挟んだ本をベンチに忘れてしまうのだが、気付いて戻ると、一人の男子生徒がその本を楽し気に読んでいた。
雫がためらいがちに声を掛けると、その男子生徒は何故か雫の名前を知っており、「コンクリートロードはやめた方がいいと思うよ」と捨て台詞を吐いて去っていく。
「やなヤツ!」と憤る雫だったが、一匹の猫に導かれてその男子生徒と再び偶然出くわして・・・。
リトルマーメイド – The little mermaid –
1989年 / アメリカ
上映時間:1h25m
監督 | ジョン・マスカー ロン・クレメンツ |
原作 | ハンス・クリスチャン・アンデルセン |
脚本 | ジョン・マスカー ロン・クレメンツ |
【クチコミ】
yahoo! 映画 | 4.4 / 5 |
映画.com | 3.9 / 5 |
どんな映画?
みなさん一度は観たことがあるでしょう、定番人気のディズニーアニメ!
最後に見たのはいつですか?
胸踊る音楽、無邪気でおテンバなアリエルの可愛らしさ、アリエルとエリックの初々しい純愛。
それだけでも勿論素晴らしいのですが、大人になって見直すと、また違う視点から楽しめるんです!
ここではないどこかへの憧れ。欲に溺れ醜い姿となった人魚たち。娘の為に我が身を投げ捨て、また淋しさを堪えて地上へと送り出す父の愛。
いつからか、観る度にラストシーンで涙を堪えられなくなりました。
勿論、爽やかで心踊る音楽もこの作品の大きな魅力です!
童心に返り無邪気に音楽を楽しみ、今だからこそ感じられる登場人物たちの心の機微に思いを馳せる。
そんな贅沢な楽しみ方ができる作品です!
あらすじ
天性の美声と美貌を持つ人魚アリエルは、海を治める王・トリトンの自慢の末娘だが、接触を固く禁止されている人間界に強い憧れを持っており、人間が海に残していったものを密かに拾っては、秘密の部屋に集めていた。
ある日海上を航海していた船を覗き見たアリエルは、船に乗っていた人間の王子エリックに一目惚れしてしまう。
それ以来地上への憧れやエリックへの恋慕を募らせるアリエルだが、その様子を不審に思った父トリトンがアリエルのコレクションを見つけ、アリエルの秘密の部屋を破壊してしまう。
それにショックを受けて城を飛び出したアリエルは、怪しい魔術を使う海の魔女・アースラの下へと誘われる。
彼女はその魔術でアリエルを人間にしてやると言うのだが、3日のうちにエリックとキスが出来なければ、アリエルの身柄はアースラのものになってしまう、という。
アリエルは勢いに任せて契約書にサインをするが、実はそれはアリエルを人質にする事でトリトンに代わって海の覇者になろうとするアースラの陰謀だった…。
まとめ
夏におすすめのアニメ映画を厳選して5つご紹介しました!
どれも子どもから大人まで楽しめる、面白くて味わい深く、夏にピッタリの爽やかな作品ばかり!
残り少ない夏を、アニメ映画を観て味わい尽くしましょう!
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